こんばんは。

三連休で仕事しなさすぎて不安になってきました。いくばるでございます。

さて久しぶりに書評的コラムを書いていきたいと思います。

今回は実用的なクリティカルシンキングとイシュードリブンのお話。
つまり現実を再度疑って本当に大切な問いってなんだっけ?ってお話でございますー。


目次

 イシューとは何か
 知的複眼思考とは何か
 生産性=残業時間削減ではない
 本当の生産性って創造じゃない?
 働く側がそのためにすべきこと


イシューとは何か

ビジネスシーンでよく使われる言葉「イシュー」「問題」「課題」。

会社とかでミーティングすると大抵定義が若干ズレていてイライラするんですよね。
問題があるべき状態と現状のギャップでその解決のための疎外要因が「課題」ですが、一番ややこしいのが「イシュー」。

そもそも英語ですから余計わかりずらい。

この本によると「今答えを出さなくてはならないこと」だそうだ。

イシューからはじめよ ― 知的生産の「シンプルな本質」
英治出版 (2014-09-01)
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つまり無数の問題の中で本質的かつ解決可能なものを選び出す作業だ。
「本質的な問い」と言い換えても良いかもしれない。

※私は読書をしていてこの「本質的」というワードが出て来ると確実に何を言っているか見失いますね。笑
そういう意味では著者にとってのマジックワードであると思いますわ。
なので、もうちょっと言葉をくわえましょう。

数ある問題の中で、これは重要だなーと思われているもののうち変化したら一番インパクトのあるもの! これが定義としては有る程度しっくり来るかも。


これできれば仕事としては超上流の仕事ができます!
戦略(順序)立てするよりも、どこに行くか問える人が仕事できる人ですからね。



知的複眼思考とは何か

もう一冊! これも私のお気に入りな一冊ですが 「知的複眼思考法」苅谷剛彦



知的複眼思考とは一言で言えば「クリティカルシンキング」です。

良い本なので詳しくは読んで欲しいのですが、現実に対して問いを立てるために複数の視点で物事を考えて常識から解放された本質的な(笑)考え方をするためには。。。の本です。

具体的に、読書・作文・思考でどうやったら深く鋭く考えられるかを解説しているのが非常に素晴らしいんですわ。

ぜひ20代・30代であればささっと読んでください!


生産性=残業時間削減ではない

さてさて本題に入って参りました。

私が現在所属している企業でも今流行っております。

「残業削減」


ワーカホリックとしては「つまんねーな」という感想です。

さて先の二つで考えてみましょう。


まず、疑いましょう。

「生産性=残業時間の削減」なんでしょうか?


正解は「それだけじゃねーよ」です。



生産性とはアウトプット÷インプットです。
もうちょい言いますと

生産性=利益÷投資金額    
   =利益÷ (人件費+設備投資+販管費+その他)

なので、パッと思いつくだけでこのくらい方法はあります。

1今の労力のまま利益を増やす
2今の利益のまま労力を減らす(残業削減)
3今より労力を増やして利益をもっと増やす
4今より利益を減らすが労力をもっと減らす
5設備投資を増やすけどめっちゃ効率を上げて利益を増やす
6販売戦略を変えて効率化して販管費を減らす
7その他

等々無限に考えられるわけですよ。

んじゃ企業はなぜ「残業削減」に躍起なのか。

多分一番わかりやすいし受け入れやすいからです。 でもそれって本当に正解なのでしょうか。


本当の生産性って創造じゃない?

そもそもですね30年以上今のビジネスモデルで食べてきた会社は、そんな中で残業削減することがイシューではないのです。

たとえある程度普遍的なモデル(建設・不動産・金融)とかでも、ビジネスモデルは陳腐化するのです。

ビジネスモデルとは儲ける仕組みです。
儲ける仕組みが時代からずれている中で、残業時間削減して多少の残業代削減しても儲かりませんからね。

ちなみにそんな中でガンガン残業して今の仕組みを推し進めても絶対儲かりません。

崖に全力で走って行くようなものです。
そう考えると、残業削減ってビジネスモデルの陳腐化から来る企業の死への延命措置だと思いません?

だとするならば、本当の生産性向上とはビジネスモデルを変えることなんだと思います。

(それがマイナーチェンジなのか抜本的な改革なのかは会社にも業界にもよりますが)


ビジネスモデルを変えるということは、ほぼ失敗を重ねて正解を探す作業です。 それをできる人材を探すことの方が企業として重要な事柄(イシュー)だと思います。


働く側がそのためにすべきこと

一方で働く側も求められことが変化していることに気付くべきです。

今までは、企業の持っている仕組みを効率よく回し、その主張(社内政治)ができる人が求められてました。

むしろ効率よくやる必要すらなかったかもしれませんね。
将棋の歩のようにとにかく前に進むこと。家庭もプライベートも顧みず。 そんな人が求められてました。
でも企業は今そんな人いらないか、低賃金で雇います。


私が経営者だったら最低賃金の110%くらいで雇いたい人財ですわ。


で、カイシャは何を求めているのか。



社会の方向性に対して自分なりの意見を持ち、企業をその方向へ変えるためのプランを持って、それを実現する行動力のある人です。
(超重要ですが、あくまでカイシャが求めているだけで、人事はそんな簡単に意見を変えられませんからまだまだ昔ながらのターゲットモデルですよ)


ですので、結論としては今の場所で従来のやり方を変化させまくって、無数の失敗をした結果成功体験を持つ人が価値高くなります。

そのためには、まず今やっていることすべて疑ってみてください。

そして今やっていることは「誰に利益を与え」「誰から対価を得ているか」改めて考えてみてください。

おそらくビジネスモデルを作った時からそのアプローチ方法の価値は変化しているはずです。
なので、今に合わせて方法をかえるべきなんです。

その方法とは何か?
どうやったら変わるか?
社内の誰に提案をすればいいか?
どんな提案方法が有効か?

みたいなことを考えて、プランの70%でも実行したら最高です。

責任は取りませんが頑張ってください。
損はしないと思いますよー



それでは、今回はここでサヨナラですー。
Written by いくばる

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