こんにちは。

いくばるでございます。


何を突然映画評論をはじめたのかとお思いのことでしょう。
 



しかし、今回はあえて映画という切り口で働くということを考えていきたいと思ったのです。


早速ですが、今回紹介する映画はそれでも夜は明ける(12 Years a Slave)」。

2013年 イギリス・アメリカの映画です。


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原題「12 Years a Slave」の通り、1841年のまだ奴隷制度が残るアメリカで突如12年間奴隷にさせられてしまった黒人男性の実話の物語です。





主人公ソロモン・ノーザップはそれまでバイオリニストとして順風満帆な生活をしていたのに33歳の時、奴隷商に突然誘拐されて突如奴隷にさせられます。



むちゃくちゃな話だと思いますが、事実です。


実話です。







家族と引き離され、一人奴隷のプランテーションで材木の切り出しの労働をさせられ続けます。ただ、この男頭がいいため様々な業務改善を提案し主人に評価されていきます。




しかし、奴隷は奴隷。
 

どんなに評価されようと、自分がもともと自由だったとは認めてくれません。




ストーリーとしてはそんな中でも主人公は諦めず、ひたすら自由の身を主張し続け12年の歳月を経て自由の身に解放される話。



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私がこの映画を切に紹介したいのには訳があります。


まず、本編のエピソードを紹介します。


突如誘拐され主人公がプランテーションに到着すると奴隷の村が存在します。


そこでは劣悪な環境とはいえ家族があり秩序があります。

つまり奴隷という囚われの身のコミュニティの中でも階層が存在するのです。。



そこでは、主人公が「字を書く」「計算する」など奴隷らしくない振る舞いを否定されてしまいます。

そして、「自分は本来どれではなく、自由の身なんだ」と話すと、どんどんいじめられ彼らの奴隷のルールに従属させようとするんです。





私はこのシーンを見て鳥肌が立ちました。


そう、奴隷を管理し育成するのは奴隷なんです。




このグロテスクさ。
 

これはおそらく歴史的真理です。 





むしろプランテーションの主人は奴隷のリーダーには優しく、リーダーはそれを誇りによりリーダーシップを発揮して仕事をしようと頑張ります。


ご褒美は微々たる食事なんですが。






さて、時代は現代。



サラリーマンは、自由意志を持った資本の奴隷です。


なぜそう言えるのか。それはあなたには収入の選択が限られており資本なしには生活できないからです。




このサラリーマンの構造って奴隷システムに酷似しているんです。



そして、「社会人」という名で新卒を教育していると思います。



でもそれは教育という名の奴隷らしく生きるための方法かもしれません。


この映画の主人公ソロモン・ノーザップは、どんな状況でも自分の権利を叫び続けました。

なぜなら、それが人間としての権利だったからです。




複雑化し全体像が把握しづらい現代だからこそ、その構造的従属状態に違和感を感じ自らの権利のために新しい「働く」という価値観が求められているのだと思います。




PS、シャーロックで一世を風靡しているベネディクト・カンバーバッチもいい主人役で出てますので好きな方はぜひ!






それでは、今回はここでサヨナラですー。

Written by いくばる






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