こんにちは。 

山の日ってなんでしょうか?

海の日があって山の日がないということに山岳部の民からクレームでも来たのでしょうかね。

まぁ私もその恩恵で本日はお休みな訳ですが12時くらいまで休めば暇なわけで、また文章を書いております。


さて、以前マーケティング領域の人が人事領域やったらいいのにー、というツイートをしました。






果たして本当なのか!

マーケティングってなんだっけ?ってところから少し復習しつつ検証してみたいと思います。


基本にするのは、マーケティング界の界王フィリップ・コトラーさんの本です。


コトラーのマーケティング講義
フィリップ・コトラー
ダイヤモンド社
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それではどうぞ!


目次

 ▶マーケケィングの定義~そもそもマーケティングってなんだっけ? 
 ▶市場バランスの変化~買い手市場から売り手市場へ 
 ▶マーケティング戦略と採用戦略 
 ▶マーケティングツールと採用ツール 
 ▶まとめ・補足 



マーケケィングの定義~そもそもマーケティングってなんだっけ?

そもそもマーケティングってなんでしょう?

ビジネスあるあるで、なんとなく言葉として使っているけど説明できない現象を意識高い系リーマンと言いますが、この際そこも復習して参りましょう。



そもそも未だにマーケティングって言葉は誤用されまくってます。

マーケティングは販売的なアプローチではないです!


あえて言い切るなら、企業と市場のコミュニケーション手段です。

自分たちが商品やサービスを届けたい人々に喜んでもらう「価値」をつくり、それと情報を効率よく届ける行為です。


コトラーさんはこう言ってました。


「マーケティングとは、どのような価値を提供すればターゲット市場のニーズを満たせるかを探り、その価値を生み出し、顧客に届け、そこから利益をあげることです。」
 ー
コトラーのマーケティング講義 


 

ふむふむ。
 

採用に置き換えると

 どのような価値(仕事の機会・ブランド・給与他条件・能力)を提供すれば、採用市場の人々のニーズを満たせるかを探り(!)、その価値を生み出し求職者(就業者も含む)に届け、そこから採用し従業員として雇用し、利益を生み出し続ける サイクルですね。


すげーポイント見つけました。

マーケティングと一言で言っても商品も国もマーケットも違えば基本的にアプローチ方法は変わります。でも、全てに共通する原則もあります。


それは



 ・マーケティング戦略を立案する際には、顧客、競合他社、流通企業を重視する
 ・全ての市場にセグメンテーションの考え方を当てはめ、自社の能力や目標に照らしてもっとも有望と思われるセグメントに製品やサービスを提供する。
 ・ターゲットとする各市場セグメントを対象に、顧客のニーズ、意識、好み、消費行動などを調べる。
 ・ターゲット市場に向けて素晴らしい価値を考案・想像し、それを届ける。
 



間違いなくこれができれば企業は採用で業界トップクラスの実績を上げることができます。

だってこの通りですもん。

さすがマーケティング界のヨーダ、いいこと言います。




市場バランスの変化~買い手市場から売り手市場へ

ちょっと余談。

マーケティングはもともと大量生産時代のアメリカで誕生した概念です。
 

その時は商品の種類も少なく顧客は「どんな商品があるのか」「どこで買えばいいのか」わからない時代でした。ネットないもん。Amazonも楽天もコンビニもない時代です。


この時代では企業は世の中に商品を周知(広告)させて、効率的にデリバリーする能力が求められました。


しかし時代は変わって現代では、表層の情報はほとんど世の中に出回ってしまう世界になりました。価格や感想は一瞬でネットに上がります。最近ではユーチューバーがリアクションまで流通させております。


そうするとどうなるか。


パワーバランスが消費者に移行します。


買う側が力を持つことで、今までのデリバリー中心から顧客体験へとシフトしてきました。

Appleなんか無機質な電子デバイスを、生活を変える革新的ツールに変えてその高級感まで販売してしまいました。


これは、要因は違えど採用にも当てはまります。

2000年くらいまでは採用は、採用する側つまり企業が圧倒的に強い世界でした。

しかし、ネットでの採用活動と少子高齢化の影響で、2010年くらいから売り手(求職者)市場に激変してしまったのです。


その中で消費者(求職者)の体験に重きをおいた採用活動を行えている企業はどのくらいいるんでしょうかね。


リクルーティング ユーザー エクスペリエンス ブランド マネージャーみたいな役職作ってもいいくらいです。RUEBM 略しても長い。。。笑




マーケティング戦略と採用戦略


マーケティング戦略でポイントは以下の5つです。
 

 ・セグメンテーション

  年齢、職業、収入、学歴、購買意欲、動機、姿勢等で顧客を分類すること。

 ・ターゲティング~顧客を選ぶ

 ・ポジショニング

  競合と比べて市場からどう評価されているのか、どう評価されたいのか

 ・差別化

  あらゆる顧客を満足させる商品なんてない。だからこそ、ターゲットが圧倒的に満足する

  他とは違う商品を創る。

 ・イノベーション


この中でもっとも威力を発揮する戦略は何か?

ヨーダはこう言ってます。


戦略的マーケティングを成功へと導く秘訣は、フォーカシング、ポジショニング、差別化にあります。各企業は、ターゲット市場を慎重に選ばなくてはいけません。市場での独自のポジショニングをして、それを表明するのです。


全部じゃん!!


まぁこんな軸で考えなさいということか。長老系の人物によくありますが、すげーこと言ってると思ってよくよく噛み砕いたら全部のことを言っていてなんかよくわかんない、という現象。

イノベーションだけ補足しますとイノベーションとは商品だけではなく制度、手法全ての段階で革新を生むことを言います。




マーケティングツールと採用ツール

3pといえばあれですが、4pと言えばマーケティングの最初の最初にならうやつです。

ちなみにコトラーおじいちゃんはもうちょっと深いこと言ってます。まず4Pの前にSTPだと。


説明しますね。

マーケティング(商品の企画から試作、価格設定広告、販売、販売方法)は以下の流れで進んでいきます。


 S セグメンテーション

  ↓

 T ターゲティング

  ↓

 P ポジショニング

  ↓

 Product 製品

  ↓

 Price 価格

  ↓

 Place 流通

  ↓

 Promotion プロモーション


採用に当てはまめると以下の感じになります。


 S セグメンテーション 求職者の外的・内的分析

  ↓

 T ターゲティング 採用人物像の設定

  ↓ 

 P ポジショニング 他者と自社の採用市場の比較

  ↓

 Product 製品 求人票ほか内容の決定、働き方の設定

  ↓

 Price 価格 年収!

  ↓

 Place 流通 どんな方法で採用するか(面接とか試験とか)

  ↓

 Promotion プロモーション 媒体、エージェント、ダイレクトリクルーティング等の方法


これは詳しくは連載
人材不足の時代を乗り越えるための中小企業採用戦略-いくばる- 
で書いていきます。




まとめ・補足

採用という領域を本気で極めるためには他の領域の手法を取り入れないとすぐ限界を迎えます。今回はマーケティングという企業活動のコアな考え方を採用に適応してみるというお話でした。このエントリーはあくまで概念的な話ですが、採用にマーケティングを取り入れるというテーマだと、もっと具体的なABテストとかSNSの活用などもかなり活用ができます。


ぜひ、新たな発想で採用というものを考え直して見てください。


それでは、今回はここでサヨナラですー。

Written by いくばる


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