お疲れ様です。

月末の死ぬほど忙しい時期を抜けました。いくばるでございます。


仕事でナチュラルハイ状態なので勢いでまた組織戦略論を考えていきたいと思います。

3年前に私がはまりました生物学上の「動的平衡」モデルを組織というものに当てはめると大事なエッセンスが見えるという話をします。


  【コンテンツ】

 ・動的平衡とは

 ・生物学における動的平衡

 ・遺伝子の役割

 ・アナロジーって仕事でも大事

 ・組織論における動的平衡

 ・組織の遺伝子とは

 ・まとめ



動的平衡とは




動的平衡とは
 

互いに逆向きの過程が同じ速度で進行することにより、系全体としては時間変化せず平衡に達している状態を言う。by ウィキペディア

https://ja.wikipedia.org/wiki/動的平衡



んー、よくわかりにくいですね。




えば、毎月20万円の給料をもらって支出が20万円の場合その時その時で口座残高が違いますが1ヶ月というスパンで見れば残高0円という平衡状態ですよね。って話です。


細かい部分では常に変化をしているのですが、マクロでみていくと平衡状態にあることを言います。



生物学における動的平衡


上記だけだとただただ「へー」という関心だと思いますが、生物学で考えると新しい発見があります。

このお話は青山大学の福岡伸一博士が詳しいです。




簡単に噛み砕きますと、生物は全ての細胞も骨も髪も脳みそも全ての構成要素で一定の物はないんです。


皮膚は3週間くらいで新陳代謝をして同じ組織の物はなくなるってのは感覚的に理解できますよね。これがスパンは違えど全ての部分で行われているんです。




でも脳みそも全部新しくなっているのに記憶はそこまで変化しないですよね?

手のシワも指紋も大きくは変化しないですよね。



これって同じように再生するように遺伝子が働いているのです。


よくよく考えるとすごく不思議な世界な気がします。



ちなみに脳細胞が新陳代謝しても記憶が大きく損なわれないのは、細胞と細胞の関係性によって記憶が形成されているかららしいです。数億の細胞がくっついたり離れたりすることで人間は思考をしてその遺物として記憶が残るんですね。



遺伝子の役割



そんな変化をする中で私を私の形態として維持させているのが遺伝子という存在です。


ちなみに遺伝子も例外なく欠損が起きます。



遺伝子が欠損を起こすと異常事態が起こりまくります。

白血病は白血球の遺伝子が暴走して、機能しなくなった状態ですし、アルツハイマー病は脳細胞が再生されなくなった状態です。


でも、常に遺伝子が欠損しまくっている私ですが今の所日常生活に問題はありません。

なぜなら遺伝子は二重螺旋構造になっており、一本が欠けてももう一本が元の要素を覚えているから修復できるのです。




これまじ不思議。テンション上がります。




ちなみに私の友人は遺伝子の繊維の絡みによる遺伝情報の発動関係を調べており、むちゃくちゃ面白いです。(余談)



アナロジーって仕事でも大事



そんな不思議な生命ですが、それだけではただの雑学です。

 

ビジネスでも非常に大事なのは、現象の要素を抽象化して別のものに当てはめてみること。



例えば、有名な働きアリの生態。

2割のアリさんは真面目に働き、6割のアリさんは普通に働き、2割のアリさんはほぼニートってお話ですが、アリさん以外の人間にも当てはまりますよね。
 

ちなみにアリさんは一日の60%くらいの時間は暇して遊んでいるらしいです。


なぜならそうすることで外敵の侵入など緊急事態が発生した時にすぐ対応できるかららしいです。

これってそのままではないにせよ、日頃の組織に生きますよね。




社会学ではよく、生態学のシステムをモデル作りに準用したりします。


組織論における動的平衡



それでは遠回りをしましたが、会社のような組織で「動的平衡」を考えてみたいと思います。


まず、組織は採用活動を通して新しい細胞を手に入れます。



新しい細胞は自分がどこにフィットするかを考えながら形態を変化させ、安定した場所に留まります。

そして一定のサイクルの後に新陳代謝や排泄を通して(途中退職・定年・リストラなど)組織の外へと出て行くわけです。

 


ここで考えられるのは

 ・組織の場所によって新陳代謝の長さは違うということ。

 ・また人が入っては出て行っても変わらない文化(会社としての輪郭)が存在すること

 ・そしてそれは無形(人間でいう性格みたいなもの)の方が重要

という3点だと思います。

 


組織設計において全てを一律に考えることはナンセンスです。

人間の細胞と同じように脳細胞系のスタッフと足の骨系のスタッフでは特徴も活躍する長さも違うわけです。


この機能別の採用管理手法の考え方は経営戦略において非常に重要です。



また、外側から見ると平衡状態を保っていたとしてもゆっくりと変化しているのが、その会社をその会社足らしめる文化や性格です。


これは形はありませんがゆっくり変化して、その会社らしさを構築しております。



組織の遺伝子とは




では、その会社らしさを作るいわば遺伝子とは何でしょうか。

それは人つに創業者の人格です。



会社とは創業者の人格の希釈したものです。



創業期から拡大期へと変化していく中で、どのタイミングでどの意思決定をするかという性格が人から人へと伝わっていく中で、言語化していない文化が構築されていきます。



それをあえて定義するためのものが、会社のビジョンだったり社訓のようなものだったりするのです。


そしてその遺伝子は常に欠損していきます。

欠損を補うためにブレインの二重螺旋構造が必要です。



この本質は同じ場所で対局の考え方をする2名を平行のポジションに置くことです。



まとめ


アイディアベースで書いてみましたが、なかなか自分でも興味深い内容なのでもうちょっと考えていきたいと思います!




それでは、今回はここでサヨナラですー。

Written by いくばる



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